
2007年 1・2月号 編集責任者
兵庫FC 代表 永浜 和紀
新年あけましておめでとうございます。
鈴蘭台スクール 12月21日(木)今年、最後の鈴蘭台スクール。高校生はいなく、グランド全体を使った練習ができる。「今日は、グランド全体を使って遊ぼうか!」と子供達に問いかけると、「やったー。」と元気のいい声が返ってくる。
「ウオーミングアップだけはしっかりやってから。」といつも通り、SAQトレーニングを行い、ロングキック。残り80分。3つのグループに分けて、「ミニゲームでもドッチボールでも何でもいいから自由にやって。」と、子供達に任せた。それぞれのグループが自分たちで組分けをして、試合が始まる。ここまでは十分できるだけの集団になっていると確信があった。問題はこの後の80分。ルールを守り、みんなが楽しく80分間を過ごせるかどうか。黙って、子供達を見ていた。
6月頃までは、10分もすれば、不満を言う声が聞こえ始め、ボールも追いかけない子供がいたのだが・・・。30分を過ぎても40分を過ぎても、すべてのこども達が真剣にボールを追っている。動きが衰えない。集中も切れない。ちょうど60分がすぎた頃、「代表、ちょっとだれてきたから、休憩してもいい。」という声で給水タイムに。残り15分ほどは、ドッチボールで気分転換。
組分けをし、ルールを決め試合を始める。点を取られてもくじけることなく、ゲームに集中する。簡単なようでなかなかできることではない。集団の中に自治ができあがり、みんながルールを守り楽しく遊ぶという子供本来の姿がそこにはあった。
西神スクール 12月22日(金) 西神スクールの幼稚園・1年生グループも、藪内・吉川コーチと一緒に、ミニゲーム。春から比べるとたくましくなった姿が随所に見られた。コーチのドリブルに対して臆することなくタックル。ボールを持って1対1を仕掛ける姿は、もう一人前のサッカーマン。
たった9ヶ月であるが、成長した姿を見ることができて幸せな気持ちになりました。
勉強だけを一生懸命学ぶ学校、勉強だけをしっかりやっていれば喜ぶ親。サッカーをしていても、自分だけがうまくなりレギュラーになって喜ぶ子供。 何かが違う。
数人の子供が集まれば、必ずもめ事は起こる。起こって当たり前。そのもめ事をみんなで話し合い、解決していく集団を育て上げようとしている。困っている子供がいれば助け、悲しんでいる子供がいたら声をかけ、みんなが楽しく過ごせるようにするにはどうすればいいかを考えることのできる子供達に育てたいと思っている。
ゆくゆくは大人になり社会の中でもまれていくわけだが、子供達も小さな社会で暮らしている。今からその社会での生き方を学びながら生きていく必要があると思う。ただサッカーをしたいと思い集まってきた子供の集団であり、サッカーを通して社会性を養おうとは思っていないだろう。しかし、それを意識して指導しないと、社会問題になっている「いじめ」などが目に見えないところで行われていても気づかない。
今日は笑っていても、明日はどうなるかわからない。しかし、困ったときに助けてくれる仲間がいれば、苦しくてもがんばり続けることができる。そんな社会になることを願って、サッカー少年を育てていきたいと思っています。
加古川スクール 1月9日(火) 久しぶりに見た加古川スクールの子ども達。体も大きくなり、ボールさばきにも力強さを感じる。1年生の子どもが、「マラソン大会1位になったよ。」と報告してくれたその顔が、生き生きとしていた。鈴蘭台・西神・加古川と3つのスクールの中で、練習環境が一番悪い加古川スクール。
手作りの照明器具を使っているが、グランド全体を照らすことはできず薄暗い。見に来てくれているお母さん方が車のライトをつけてくれて、子ども達は大助かり。しかし、そのライトが時には目に入って見にくくなる。鈴蘭台スクールの照明のありがたさがよくわかる。西神スクールの街灯も、加古川と比べるととても明るく感じる。
そんな環境の中でも、子ども達はどんどん成長している。環境が悪いからこそ育つ面があるかもしれない。薄暗い中で、ボールを見つめる目には、集中力を感じるし、いつも周りを見ている目には、サッカー選手に必要な要素が自然に身に付いているように思う。
厳しい環境を自分のプラスに転化できる子供達は、これから先どんな状況にも対応して、サッカーをやり続けることができるだろう。
兵庫FC出身の元Jリーガー 指導者として帰ってきます。
平井 勇 千歳SC 全日本少年サッカー大会 ベスト16
(兵庫県勢初の決勝トーナメント進出)
兵庫FC 全日本クラブジュニアユース選手権 優勝
(兵庫県勢初の全国制覇)
静岡学園
ベルマーレ平塚入団 ベルマーレ湘南Jrユース現監督
(2007年1月31日契約満了で円満退団)
兵庫FC Jrユース監督として、引っ越し等の雑務が終われば、指導を開始します。神奈川県トレセンのスタッフとしても長年活躍し、経験も豊富で、素晴らしい選手の育成を期待しています。未だに兵庫FCスピリットを持ち続け、「兵庫FCでの経験が今の自分を育ててくれた。その恩返しをしたい。」と後輩に熱いエールを送る平井氏。少年の指導にも積極的に関わってくれるよう要請しています。
坂本 義行 兵庫FC 全日本クラブジュニアユース選手権 優勝
静岡学園
横浜フリューゲルス 天皇杯優勝
中学生で全国制覇を成し遂げ、プロ選手としても、天皇杯を手にする強運の選手。静岡学園・井田監督、横浜フリューゲルス・加茂監督に「天才」と言わしめた個人技は今も健在。兵庫FC伝統の名ドリブラーと一緒に練習すれば、子供達の意識は変わるはず。鈴蘭台地区の小学生・中学生(SUZURAN神戸FC)の指導に関わってもらいます。ボーイズの選手にとっては、最高の手本になるでしょう。
事務所の対応時間
火曜日・水曜日・木曜日・金曜日 午前10時から午後3時まで 対応できます。
月曜日・土日曜日・祝祭日は、ボーイズ。Jrユースの行事で、事務所は不在になります。

サッカースクール連絡事項 必ずお読みください。
★会費の振り込みについて
会費の振り込みの時は、名前の後ろに必ず「会員番号」のご記入をお願いします。
★ 雨で練習中止の場合
他の曜日の練習に振り替えて参加していただいてもかまいません。ただし、送迎バスは利用できませんのでご理解ください。
★ 正会員の方
正会員の方は、すべてのサッカースクールに練習参加できます。西神スクールの子供が、加古川スクール・鈴蘭台スクールの練習に参加してもOKです。(もちろん無料)
★ 子供たちの体を変えよう!
テレビを見ているときコマーシャルが始まれば、1分間、腹筋・背筋の練習。続けてみてください。子供たちの体が変わってくると思います。
新年度からも活動を続ける方へ!
年会費が必要となります。詳細については、2月末の兵庫FCニュースでお知らせします。
会費・年会費等の振り込みについて
従来は、郵便局からの振り込みでしたが、3月から、インターネットバンクも利用できるよう手続きをしました。自宅のパソコンから、コンビニのATMからも振り込みができます。お忙しい方には、ご利用価値があると思います。
郵便振り込み・インターネットバンク 両方から入金できます。
兵庫FC サッカースクール 予定表
2月〜3月
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日 |
曜日 |
2月 |
日 |
曜日 |
3月 |
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第1週 |
第1週 |
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火 |
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火 |
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水 |
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水 |
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1 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
1 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
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2 |
金 |
西神 |
2 |
金 |
西神 |
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第2週 |
第2週 |
||||
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6 |
火 |
加古川・鈴蘭台 |
6 |
火 |
加古川・鈴蘭台 |
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7 |
水 |
西神・鈴蘭台 |
7 |
水 |
西神・鈴蘭台 |
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8 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
8 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
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9 |
金 |
西神 |
9 |
金 |
西神 |
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第3週 |
第3週 |
||||
|
13 |
火 |
加古川・鈴蘭台 |
13 |
火 |
加古川・鈴蘭台 |
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14 |
水 |
西神・鈴蘭台 |
14 |
水 |
西神・鈴蘭台 |
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15 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
15 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
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16 |
金 |
西神 |
16 |
金 |
西神 |
|
第4週 |
第4週 |
||||
|
20 |
火 |
加古川・鈴蘭台 |
20 |
火 |
加古川・鈴蘭台 |
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21 |
水 |
西神・鈴蘭台 |
21 |
水 |
休み |
|
22 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
22 |
木 |
加古川・鈴蘭台 |
|
23 |
金 |
西神 |
23 |
金 |
西神 |
|
第5週 |
第5週 |
||||
|
27 |
火 |
加古川・鈴蘭台 |
27 |
火 |
春休み |
|
28 |
水 |
西神・鈴蘭台 |
28 |
水 |
春休み |
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木 |
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29 |
木 |
春休み |
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金 |
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30 |
金 |
春休み |
「今日のサッカースクール、あるだろうか。」
こんなときは、携帯電話から調べることができます。
www.hyogo-fc.com/renraku/index.htm これで、練習があるかどうか確認できます。
ボーイズの週末の予定も載せています。必ず確認するようにしてください。
3月26日(火)から4月6日(金)までは春休みでスクールはお休みです。
新年度は、4月10日(火)から始まります。