フェアープレーについて

 3月8日〜9日関西大会兵庫県予選がありました。
この大会の中で、4試合行いましたが、兵庫FCの選手がこんなに多くファールをとられたことは記憶にありません。

しかも、イエローカードが2枚出されました。
審判の判定は、すべて正確なもので、異議を唱える余地はありません。

兵庫FCの選手の特徴は、ドリブルであり、ボールを持つ機会が多く、
相手チームの選手が兵庫FCの選手に対してファールで止めることが多かったというのが過去の印象です。

この大会に関しては、相手チームのドリブルに対して、兵庫FCの選手がファールで止めるという場面を多く見られました。
ファールで止めるという行為は、
   判断が遅れる
   敵対動作が出来ない
   動き出しが遅い
                   などという、選手としての能力に欠けるためだと考えます。
また、兵庫FCではタックルは教えていません。相手のボールをけり出すのではなく、相手のボールを奪う。
敵とボールの間に体を入れるという技術で、ボールを奪うことを要求してきました。
そう考えると、技術の未熟さがファールになったといえます!

この事実を真摯に受け止め、選手も指導者も大いに反省する必要があります。

決勝戦で、0−1 で負けている状況で、キャプテン藤原のミドルシュートが決まりました。
1−1 の同点です。
チームの雰囲気として、逆転に向けて気持ちが盛り上がるところです。

しかし、その直後、フェアープレーとはいえないファールがありました。
審判は、躊躇なくイエローカードを出しました。

その直後の逆転シュートで敗戦につながったわけです。

この事実を私は、次のように考えます。

神様は、兵庫FCに優勝のチャンスを与えてくれたが、
あのイエローカードで、神様から見放されたと!

選手のみんなは、どう考えますか?

いつも全力を尽くすが、それはフェアープレーでなければならないと思います。
フェアープレーこそが、選手の技術と心を伸ばしてくれると信じます。

フェアープレーについて、みんなでもう一度考えましょう。